都の道 1 [遠征番外編]
めったに出張などない仕事をしていますが
久しぶりの大阪出張のあと
半日時間があいたので、寄り道してきました。
大阪の梅田の近辺から、天満橋へ出て京阪電車に乗り込みます。
まぁ、タイトルに書いてますからお分かりかと思いますが、行き先は「京都」です。
10数年ぶりに都の地を踏みに出かけました。
大阪から京都への主な鉄道は三つ
“JR” “阪急” “京阪” です、JRと阪急は似たような道筋を通っていますが
京阪電鉄は、大阪の東“門真” “寝屋川” “枚方”といった中核都市を抜けていきます
特急に乗って約40分強、料金で400円(今日現在)で
こっちの西鉄だと柳川まで約50分で800円、距離はそんなもんだと思いますが
料金は、残念ながらずいぶん違います、利用人数と競合の違いですね
このまま、京阪電車は七条から地下にもぐり繁華街の四条にも行けるのと
まだ、乗ったことがない区間だったのでココロ惹かれましたが
後の行程と、今回の目的のため京阪東福寺でJRに乗り換えます
この駅は、JRと京阪が隣接しているので、乗り換えに大変便利です。
乗り換えたら一駅、在来線としては一番南側のホームに到着
進行方向向かって左に降りて、車両越しに見た建物
1997年7月、平安遷都1200年記念事業の一環として改築された
京都駅ビルです(正しくは隣接のホテルグランヴィア京都)
しかし 想像以上に でかい…(゜▽゜;) !!
跨線となっている通路に上がって、新しくできた改札口を通り、とりあえず荷物をロッカーに
そのまま北上、京都で言うところの“上る”で、ちょうど吹き抜け空間の2Fにでます
ネットでは見ていましたが、実物のスケールに、しばし唖然として鑑賞
後ろには3Fに上がるエスカレーターが…
高所恐怖症ですがバカなので高いところに上るべく、エスカレーターに乗ると
さらにその上部が見えてきました
おー! 天国への階段!
このとてつもない空間をはさんで、左右の建物に“伊勢丹”が入居しています
百貨店としては左右に分かれるなんてのは致命的ですが、まず建物ありきですから
仕方ないトコなんでしょう
エスカレーターを乗り継いでトップへ
西の端にはヘリポートもあります
東西に長い伊勢丹の中にも連続するエスカレーターが
北、西、南とそれぞれガラス壁で、京都の町並みを見下ろします
眺めていても飽きないのですが、このあとのスケジュールがつまっており
いかんせん時間が・・・
巨大な空間を眺めつつ、上ってきたエスカレーターを降りることにします
設計者である、「原 廣司」さんの得意な空中回廊も見えます。
屋根を支えている構造が、下っていくときに一直線に見えましたが、すごいもんです。
羅生門をイメージしたらしいのですが、いまだに賛否あるそうです
本来、京都には厳しい建築基準があり、高い建物も建てられなかったのですが
この駅ビルのために、この付近一帯だけ建てられるようにしたとか・・・
ガラス張りなので、景色が写ります
新旧シンボル対決も
本物はこちら
思っていたよりすごくて、時間をとってしまいました
バスターミナルを左手に、地下鉄乗り口へくだります。(続く)
>吹き抜け空間
凄いですね! どこかの国際空港みたい。
どこの街もでしょうが暫し見ないととんでもなく変わるもんですね
古都も例外ではないか・・・
個々に見ると面白いけど
やはり現代日本人の街全体を1つとして見る感覚の鈍さには
失望する時もありますねぇ
あ!京都の事を言ってる訳じゃないですよ、個人のピ○クの家とか(笑)
by エスねら! (2007-10-20 12:36)
>エスねら!さん こんばんわ!
毎日見てると、その変化に気づきにくいかもしれません
だからこそ、たまに見たほうが新鮮かも?
「現代日本人の街全体を1つとして見る感覚の鈍さ」
ホントにです、「他人と違うこと」が個性と思っている
文化の未熟さかもしれませんね?
ヨーロッパの古い町並みでの、建物の統一感は
やはり すばらしいです。
by T2 (2007-10-20 23:44)